最先端機器を駆使して未知の分野を研究しよう
例えば、3次元動作
解析システムによる歩行解析
けがや病気によって歩くことが困難になった人に再び歩けるようになってもらうことは、理学療法の重要な目的のひとつです。歩行の再獲得のための評価や治療を行うには、まず”歩行とは何か”を解明する必要があります。理学療法学科では、高性能な3次元動作解析システム「バイコンMX」を導入し、歩行研究に活用しています。
臨床運動学を専門とする金井章先生によれば、「8台の計測カメラと6台の床反力計、8チャンネルの筋電図計も備えています。人が歩くとき各関節はどのように動いているのか、足がどんな力で床を押しているのか、どの筋肉がどんな力を出しているのか、といったことが精密に測定できます」とのこと。 もしも大学が、既にこの世にある知識を修得するだけの場所ならば、これほど高度な研究機器は必要ありません。大学とは、知識や技術を修得すると同時に、未知の領域に挑む場、研究をする場でもあるのです。あなたも、理学療法学科の先進機器を駆使して、研究活動に取り組みませんか?