短期大学部 幼児教育・保育科 カリキュラム

イベントづくりの目的

  • 人間関係をつくる

    多様な個性を持つ学生同士が協力しながらものづくりを進める中で、コミュニケーション能力やリーダーシップなどを身につけます。

  • 自主性を養う

    教員の指示に従うのではなく、学生自身が企画・制作・運営を行うことで、自主性を養うことができます。

  • 地域とふれあう

    幼稚園・保育所をはじめ、イべント会場で子どもたちと直接ふれ合ったり、親子関係のあり方などを観察したりできます。

  • 学習内容を統合する

    授業を通じて身につけた音楽・美術・体育などの表現力やパソコンスキルなどを活用することで、より深く学ぶことができます。

青い空コンサート

2年生による発表会で、短大で学んだ成果の集大成となるステージイベントです。
演目は、合唱、楽器演奏、そしてオペレッタ。中でもオペレッタは、シナリオ執筆から振り付け・衣装制作・舞台演出まですべて学生自身が行います。

実習教育

個別に学んだ知識・技能を、保育現場で統合します

実習は、教室で学んだ内容を実際に使いながら学ぶ重要な機会。幼児教育・保育科では、幼稚園・保育所・児童養護施設などで、最長10週間の実習を行います。
1年次の実習は主として、先輩保育者と子どもとのかかわり方を見て学ぶことと、将来保育者になる自分の資質を自覚することが目的。
2年次はこれまで個別に学んできた知識や技能の意義を理解し、応用力を身につけるために行われます。
また、実習には卒業後の職業を明確に描くための「生きた社会勉強」という側面もあります。

実習スケジュール

保育実習

保育士資格の取得に必要な実習です。
2年間で、保育所での実習2回、児童養護施設などでの宿泊(または通所)実習1回が必修となっています。さらに希望者は2年次の冬にも実習のチャンスがあります。

教育実習

幼稚園教諭2種免許状の取得に必要な実習です。
教室で学んだ知識や技能を幼稚園という場で統合するねらいがあり、1年次・2年次とも2週間の日程で行います。

実習メッセージ

鈴木 美沙希さん

実習を通して
子どもたちと 一緒に成長していく

岐阜第一高校卒業
幼児教育・保育科 狭石華澄さん

実習では、実際に子どもたちとかかわるため、授業のようにスムーズには進まず、その場の状況や子どもたちの気持ちを汲みとりながら臨機応変に対応しなければならない難しさがあります。しかし、子どもたちには「こんなことを思いつくなんて!」と驚かされることがたくさんあり、そうした新たな発見ができることにとてもやりがいや面白さを感じました。将来は子どもたちに、「この先生って面白い!」「一緒にいるとワクワクする!」と思ってもらえるような保育者になりたいです。