大学パンフレット 卒業生紹介

「地域で活躍する先輩たち」 横田 裕平 先生

「地域で活躍する先輩たち」 横田 裕平 先生

1.勤務している施設の特色について

愛知県三河青い鳥医療療育センターは、小児の医療・療育・リハビリテーションを専門とする施設です。 様々な専門職が連携し、 利用者一人ひとりに合ったケアを提供しています。

また、 医療だけでなく、教育や生活面でのサポートも行うため、子供たちの成長を総合的に支える体制が整っているのが大きな特色です。

 

2.現在の勤務先に就職した理由について

「愛知県三河青い鳥医療療育センターに就職した理由について」大学の講義で小児分野について学ぶ機会があり、次第にこの分野に関心を持つようになりました。卒業後は小児分野で働きたいという思いが強まり、2ヶ月間の臨床実習を通じてお世話になった愛知県三河青い鳥医療療育センターで多くのことを学ばせていただきました。

その経験を通して、このセンターで働きたいという気持ちがより一層強まり、就職を決意しました。

 

3.現在している仕事の内容や分野の魅力について

整形外科的手術を受けた子どもたちへの術後リハビリや、慢性的なケアが必要で入院している方へのリハビリを行っています。 また、 療育センターとして、子どもたちが心身ともに健やかに成長し、より良い未来へと進めるよう支援しています。

小児分野の魅力としては、子どもたちが成長し、大人へと変わっていく過程を長く見守れることです。例えば、脳性麻痺の子どもたちは、生涯にわたり障害と向き合っていくため、継続的なケアが必要になります。その支援を続ける中で、子どもができることが少しずつ増えていく喜び、笑顔を見せてくれる瞬間、ご家族様からの感謝の言葉などを聞くと、すごくやりがいを感じます。子供たちの未来を支え、 その成長をともに喜べることがこの分野のやりがいでもあり、魅力の一つでもあります。

 

4.将来の夢(取り組みたい事など)について

将来、日本のパラスポーツの“公認パラスポーツ指導者資格”を取得し、日本のパラスポーツの発展に貢献したいと考えています。私自身、これまで様々なスポーツを経験し、体を動かすことが好きであり、 現在はボディメイクを中心に筋力トレーニングに励んでおり、競技指導や体づくりの知識を活かして、障害のある方々のスポーツ支援に役立てたいと考えたことが、この目標を持つきっかけの一つとなりました。パラスポーツの普及と競技者のサポートを通じて、誰もがスポーツを楽しめる環境づくりに貢献していきたいと考えています。

「パラスポーツとは、 障害のある人が楽しみ、競技として取り組むスポーツの総称であり、パラリンピック競技からリハビリやレクリエーションとしてのスポーツまで幅広く含まれます。パラスポーツは、障害の有無に関わらず共にスポーツを楽しむ「インクルーシブ社会」の実現にも大きく貢献しています。 」

氏名:横田 裕平 先生  出身高校:豊橋中央高等学校  勤務施設:愛知県三河青い鳥医療療育センター(岡崎市)