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地域の医療を支える活動「とよかわ在宅医療・介護ネットワーク講演会」で看護科長の蒔田寛子教授が講演
豊川市が去る2025年12月20日(土)に、豊川市民病院で開催した、とよかわ在宅医療・介護ネットワーク講演会「もしものときの救急車~豊川市の救急医療を考える」で、本学保健医療学部看護学科長の蒔田寛子教授が講演しました。
蒔田看護学科長は、「高齢者の安定した療養生活継続へのヒント」と題して講演し、救急搬送患者増加の解決にむけて、「救急車を呼ばなくても良いための支援」について提案。その上で、「尊厳ある死を視野に入れたQODを高める医療の実現が求められている」と話しました。
講演会には、豊川市内で医療・介護に従事する多職種関係者46人が参加。講演は、蒔田寛子看護学科長のほか、豊川市民病院救命救急センターの山本裕美総括主任が講演し、市民病院の受け入れ体制や院内トリアージなどについて話しました。
講演会に先立ちあいさつした豊川市医師会の隅田英憲理事は、「救急医療を持続可能にするための共通理解と連携の一歩になれば」と期待を寄せました。
本学は、地域の健康支える大学として、このような活動にも積極的に取り組んでいます。