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豊橋市教育委員会連携講座「市民大学トラム」第4回を開催しました(経営学科)

「市民大学トラム」第4回は「経営倫理とサステナビリティ」を開催しました。
7月5日、本学経営学部と豊橋市教育委員会との連携公開講座「市民大学トラム」の第4回が開かれ、上原衛教授が「経営倫理とサステナビリティ(持続可能性)」と題して講演しました。
上原教授は、「経営倫理とは、学問と実践という2つの側面をもって規定されている」と述べたうえで、サステナビリティ経営に必要な経営理論について解説しました。
そのなかで、リーマンショックで起こった利益偏重の風潮について述べ、MITスローン経営大学院のディビッド・シュミッタライン大学院長が「企業の存続の鍵を握るのは、サステナビリティ」と語ったインタビューを紹介し、サステナビリティの重要性について話しました。
また、CSR(企業の社会的責任)と企業価値について話し、「世界の流れは、企業にサステナビリティ経営を求めている」とし、「ESG要因やSDGsの17目標は、倫理的な問題であり、これらを達成しながら利益を上げる企業を目指すべきである」と話しました。
今年度の市民大学トラムはこれで終了となります。暑い中ご参加いただきありがとうございました。