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学生向けフォーラム「あなたならどう考える?ヤングケアラーについて」を開催しました
本学は、地域の未来を創造する大学として、積極的に地域と連携して地域の課題解決に取り組んでいます。今回、本学の大学祭において、豊橋市と連携して、学生向けフォーラム「あなたならどう考える?ヤングケアラーについて」を10月28日(土)に開催。講師には、ヤングケアラー経験をもつお笑い芸人のキンタロー。さんをお招きしました。今回のフォーラムは、豊橋市が進めている愛知県ヤングケアラー(家族のケアを担う子どもたち)支援事業の一環として行われました。
豊橋市こども若者総合相談支援センター「ココエール」の内藤センター長は、「ヤングケアラーについて正しく理解していただき、支援が必要ではないかと思われる人がいたらココエールの窓口につなげていただく、そうした動きにつながれば」とあいさつされました。
第1部では、ヤングケアラー協会の理事の髙垣内文也氏が、ヤングケアラーの定義と現状と今後について講演しました。第2部では、キンタロー。さんが登壇し、本学の学生らとのトークセッションが行われました。キンタロー。さんは、手探り状態で父親をケアしていたころの経験を話し、「どこに相談したらよいかなど自分に知識があればもっとよいケアができた」と述べ、様々な知識を持つことの必要性を強調しました。その上で、「助けを求めて積極的に声をあげることも大事。自分自身の人生も大事にしてもらいたい」と呼びかけました。