海外研修

海外研修で広がる視野と成長 ― 学生のリアルな声

海外研修で広がる視野と成長 ― 学生のリアルな声

本学では、学生が海外の医療や文化に触れ、視野を広げることを目的として海外研修を実施しています。今回は、2026年3月に実施したオーストラリアビクトリア州メルボルンでの研修(第2回海外リハビリテーション研修 in Melbourne)に参加した学生に、参加のきっかけや学び、そして研修を経て感じる自分自身の変化について話を聞きました。

海外研修に参加した理由

海外研修に参加した理由 左から、荻野さん(3年生)、大河さん(3年生)、谷山さん(2年生)、吉川さん(2年生)、渡邊さん(3年生)

教員: まず、なぜ海外研修に参加しようと思ったのですか?

大河さん: めったにできない経験だと思ったので、挑戦しました。

吉口さん: 海外に行ってみたかったです。

荻野さん: 飛行機にも乗ったことがなかったので、海外の医療を知って世界を広げたいと思いました。

中島さん: これまで同じ年代の人と過ごすことが多かったので、海外で人や環境の違いを経験したいと思いました。

吉川さん: 日本と海外の文化の違いを経験してみたかったです。

谷山さん: ホームステイに興味がありました。

渡邊さん: オーストラリアの医療現場に興味がありました。

早川さん: 大学1年生のときに海外で働きたいと思ったことがあり、海外の医療制度にも興味があったので、今回良い機会だと思い参加しました。

浅井さん: 消極的な自分を変える経験をしてみたかったです。

教員: 行く前はどうでしたか?

学生全員: やはり不安はありました。

教員: 実際に行ってみてどうでしたか?

学生全員: 行って本当に良かったです!

 

行ってみて変わったこと

行ってみて変わったこと 左から、浅井さん(3年生)、吉口さん(3年生)、早川さん(3年生)、中島さん(1年生)

教員: 実際に行ってみて、自分の中で変わったことはありますか?

浅井さん: 完璧に話せなくてもいいんだと思えるようになりました。大切なのは、とにかく口に出して伝えようとすることだと気づきました。

渡邊さん: オーストラリアでは曖昧な返事よりも、YesかNoかをはっきり伝えることが大切だと感じました。帰国後は、自分の意思を以前より明確に伝えられるようになったと思います。

大河さん: その感覚は私もすごく感じました。

 

海外の医療現場での学び

海外の医療現場での学び 現地クリニックに勤務する日本人理学療法士による講義

教員: 海外の医療についてはどうでしたか?

吉口さん: 日本との違いが大きくて驚きました。たとえば人工骨頭置換術後でも、早い方は2日ほどで退院すると聞いて、とても驚きました。

教員: 日本だと、もう少し長いですよね。

吉口さん: はい。日本では1~2週間ほどと伝えたところ、逆に驚かれました(笑)。

渡邊さん: 高齢者施設では集団リハビリも行われていて、日本と共通する部分もあると感じました。

大河さん: 施設のお部屋も印象的でした。キッチンやお風呂があり、家具を持ち込めるなど、その人らしい元の生活を大切にしていることが伝わってきました。

 

学年ごとの学び

学年ごとの学び メルボルン大学キャンパスツアー
学年ごとの学び ロイヤルメルボルン病院見学

教員: 学年によって感じ方や学びに違いはありましたか?

中島さん: 1年生は僕だけでした。日本の医療現場との違いについてはまだ経験がなかったので、先輩に聞くことが多かったです。でも、新しい挑戦としてとても良い経験になりました。帰国後もオーストラリアと日本の違いを意識して調べるようになり、医療制度や理学療法士の働き方にも興味を持つようになりました。これからの学びにも活きてくると思います。

谷山さん: 2年生の時点では、まだ実際の医療現場のイメージを十分には持てていませんでした。ただ、そのタイミングで海外研修に参加したことで、帰国後の学びへのモチベーションが大きく高まったと感じています。

吉川さん: 私たちは2年生が終わる春休みに参加したのですが、旅行としての楽しさと学びの両方があり、バランスよく経験できたのが良かったです。

吉口さん: 一方で、3年生の後半に参加すると、臨床実習を経験している分、医療現場への理解が深まっていて、現地での説明もより具体的にイメージできました。質問もしやすかったと思います。

浅井さん: 3年生後半だと、疾患名や治療内容も理解できているので、より余裕を持って学べると感じました。

教員: 1年生から3年生まで、学年の垣根を越えて交流しながら学べたことも大きな成果ですね。高校までとは違い、多様な視点で学び合える機会になったと思います。

 

ホストファミリーとの生活

ホストファミリーとの生活 左から、中島さん(1年生)、ホストファミリー、早川さん(3年生)

教員: ホームステイはどうでしたか?

早川さん: ホストファミリーがランチは用意してくれますが、ランチはサンドイッチとリンゴ、スナック菓子でした。それはどこの家庭でも同じだと聞いて面白いと思いました。

荻野さん: ランチは私も楽しくいただきました。私の場合、シャインマスカットと苺と丸ごとリンゴと丸ごと一個分のオレンジをいただいてさすがに食べきれませんでした(笑)。

吉口さん: みなさんフレンドリーで明るく、とても楽しかったです。

渡邊さん: ホストファザーと一緒に夕食を作ったのが印象に残っています。パスタを作りました。

大河さん: フルーツをたくさん切ったのも楽しかったです。

谷山さん: ホストファミリーの家の近くに海があって、犬の散歩で海岸に行ったことがとても印象に残っています。

教員: それは海外ならではの素敵な体験ですね。

吉川さん: 会話は単語やジェスチャーで一生懸命伝えました。必要なときは翻訳機も使いました。

浅井さん: 海外の家庭は家の中でも靴を履くイメージがありましたが、靴を脱ぐ家庭もあって驚きました。

教員: 困ったことはありましたか?

大河さん: 英語の聞き取りが難しくて、もっと勉強しておけば良かったと思いました。

谷山さん: それは本当にそう思いました。

 

仲間とのつながり

教員: 一緒に行った仲間との関係はどうでしたか?

吉川さん: 先輩・後輩とのつながりができたのが本当に良かったです。

早川さん: 初めて会った1年生の中島くんと一緒でした。すごく気があって一緒のホストファミリーで生活しました。市内観光も一緒にどこにいくか、何に乗っていくかを考えて、とても楽しかったです。

教員: 今も関係は続いていますか?

学生全員: はい。今も仲良くしています!

 

印象に残っていること

印象に残っていること メルボルン市内観光
印象に残っていること

教員: 特に印象に残っていることは何ですか?

谷山さん: オーストラリアは多国籍な国で、さまざまな人が自然に共に生活していて、違いに対する偏見の少なさを感じました。

大河さん: オーストラリアの方々はとても優しく、日本に興味を持ってくれている人も多かったのが印象的でした。

 

学生からのメッセージ

学生からのメッセージ

教員: 最後に、これから参加を考えている人へメッセージをお願いします。

浅井さん: 英語が話せないことを理由に迷うくらいなら、ぜひ行ってみてほしいです。

中島さん: 1年生で不安もありましたが、先輩に助けてもらいながら学ぶことができたので、ぜひ行ってみてほしいです。

吉口さん: 必ず良い経験になるので、勇気を出して挑戦してほしいです。

谷山さん: 今しかできない経験ができるので、ぜひ挑戦してみてください。

早川さん: 日本とオーストラリアの制度の違いを実際に見ることができ、多くの学びがありました。

荻野さん: 自分の中の当たり前に新しいものが加わり、視野が広がる経験ができました。

大河さん: 海外に知り合いができて、世界が広がったと感じました。

渡邊さん: Let’s go to Melbourne!

 

 

2027年度 海外研修予定

2027年度 海外研修予定

来年度の海外研修は、2027年3月20日~27日の8日間を予定しています。
募集人数は14名です。

研修内容は、
・現地クリニックに勤務する日本人理学療法士による講義
・メルボルン大学キャンパスツアー
・ウィリアムズタウン病院付属高齢者施設訪問
・ロイヤルメルボルン病院見学
・メルボルン市内観光
などで構成されています。

海外の医療や文化に直接触れながら、自分自身の視野を広げ、大きく成長できる機会です。興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください。