豊橋創造大学・豊橋創造大学短期大学部ベストティーチャー賞について
● ベストティーチャー賞とは?
本学における教育実践において顕著な成果を挙げたと認められる教員に対して授与される賞で、2020年から実施しています。選考対象者は選考される年度当初において、本学の教員として在職している者です(ただし、該当年度にて退職予定者、前年度受賞者、本選考委員会委員、及び助手は対象としません)。年1回、各学科・科で1名の対象者を選考しています。
具体的には、次のような活動で顕著な成果があった方々を表彰の対象としています。
1)ベストティーチャー選考において評価が高い者
2)教育に対して真摯に取り組み、学生に対する指導が丁寧な者
3)授業方法の工夫または改善に取り組み、学生の授業評価が高い者
4)その他、ベストティーチャー賞にふさわしいと認められる者
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●2025年度ベストティーチャー賞の受賞者コメント
<大学>
経営学部経営学科 若原 憲男 准教授
Q1. 授業のポイントを教えてください。
A. 授業では、会計の知識を身に付けるだけでなく、「なぜそう考えるのか」「実社会でどのように活用されているのか」を理解することを重視しています。企業の事例や実社会の出来事を取り上げ、理論と実務を結び付けながら説明するよう心掛けています。また、学生が自ら考え、発言し、学びを深める機会も大切にしています。授業を通じて、実社会で役立つ「考える力」と「学び続ける力」を養ってほしいと考えています。
Q2. 授業準備の詳細を教えてください。
A. 学生に「伝わる」内容であることを意識しています。教科書や専門書のほか、新聞記事や企業の開示資料、社会経済動向も組み込み、学びと実社会とのつながりを伝えられるよう工夫しています。また、具体例や図表を用いて理解しやすい教材づくりに努めています。授業後は学生の質問や反応を振り返り、改善点を次回に反映しています。学生が「分かった」「面白い」と感じ、自らの成長を実感できる授業を追求し続けたいと考えています。
Q3. 授業での学生とのかかわり方について教えてください。
A. 授業では、学生が安心して学べる環境づくりを大切にしています。気軽に質問や相談のできる雰囲気が学びへの意欲につながると考え、学生一人ひとりの理解度や反応に目を向けながら授業を進めています。また、学習面だけでなく、資格取得や就職活動、大学院進学を含む将来の進路に関する相談にも積極的に応じています。学生が自らの可能性を広げ、成長していけるよう、学びや挑戦を支える存在でありたいと考えています。
Q4. 学生への期待を教えてください。
A. 大学生活は、自分の可能性を広げ、大きく成長できる貴重な時間です。学生の皆さんには、失敗を恐れず様々なことに挑戦してほしいと思います。授業やゼミ、資格取得、課外活動など、一つひとつの経験が成長の糧になります。その経験を通じて、自ら考え、判断し、行動する力を養い、困難に直面しても主体的に道を切り拓いていける人になってほしいと願っています。
今回の受賞は、日々真摯に学ぶ学生の皆さんがいてこそのものです。
保健医療学部看護学科 山口 直己 准教授
Q1. 授業のポイントを教えてください。
A. 「教員にとっての毎年の授業も、学生にとっては一生に一度きり」という上司の言葉を胸に、毎回の講義に取り組んでいます。初めて学ぶ学生の視点に立ち、理解を深めるための教材選定や説明方法を心がけています。例えば、「採血の時に『しびれませんか?』と聞かれるのはなぜ?」といった日常の疑問を投げかけ、講義を通して「実は神経を傷つけないための重要な確認だったんだ!」と謎が解けるような授業を心がけています。
Q2. 授業準備の詳細を教えてください。
A. 「難しそう」という先入観をなくし、「おもしろそう!」と興味を持てる視覚的な資料作りを心がけています。また、単なる丸暗記ではなく、理由や根拠を自分で考える学修習慣を育むため、毎回の授業前に「予習テスト」を実施しています。事前に配った問題の「丸暗記」では解けず、丁寧に意味を理解していれば簡単に解ける工夫を凝らすことで、自ら深く学び、根拠に基づいて思考する力を身につけてほしいと願っています。
Q3. 授業での学生とのかかわり方について教えてください。
A. 一方通行を避け、対話を重視しています。過去の学びを何度も問いかけて知識の定着を促すほか、難しい内容は噛み砕いてゆっくり説明します。学生の回答は決して否定せず、まずは「どう考えたのか」を肯定的に受け止めるようにしています。そこから私自身が新たな気づきを得ることも多く、学生の思考に寄り添いながら、双方向で学びを深める安心感のある関係性を大切にしています。
Q4. 学生への期待を教えてください。
A. 単なる「暗記」の勉強ではなく、「なぜ?」という根拠を面白がりながら突き詰める、主体的な学び手になってほしいと期待しています。授業は教員から知識を受け取るだけの場ではなく、お互いの気づきを共有する場です。失敗を恐れず、自分で考えた意見をたくさん聞かせてくれることを願っています。
幼児教育・保育科 朝元 尊 教授
Q1. 授業のポイントを教えてください。
A. 実技が伴う授業を担当していますので、学生たちには保育現場の事例やエピソードを実践的に動きながら学べるような授業を意識しています。また、保育実習や教育実習と関連付けることで、「知っている」ことから「できること」として就職後に活かせるような授業を心掛けています。
Q2. 授業準備の詳細を教えてください。
A. 授業の始めには前回の授業の振り返りを行い、学びの連続性につながるようにしています。また、学生同士で関わり合いながら活動したり、ディスカッションなどを多く取り入れ、活動や遊び、そして自分の考えを客観視できる時間を設けています。
Q3. 授業での学生とのかかわり方について教えてください。
A. 保育は総合的な力と視野が必要な仕事の一つであるということを念頭に学生と関わっています。そして、自分の得意とすることを更に伸ばしていくことも促しています。学生たちとは親しく身近な存在として支えながら、「主体的に学ぶ人として信頼する」という距離感も大切にしています。
Q4. 学生への期待を教えてください。
A. 社会に出て様々な価値観と出会いながら、自分の考えを深めていくことになります。
子どもを含めた他者と協同したり、コミュニケーションをとおして物事を進められるような人を目指してほしいと思います。
キャリアプランニング科 伊藤 圭一 教授
Q1. 授業のポイントを教えてください。
A. 授業の最初に「今日の授業のポイント」を明示すること。
→90分間の授業のどこに一番力を入れるべきなのか学生に気が付いてもらいます。
・授業の世界に入ってきてもらうように工夫すること。
→他事を断ち切って授業に集中できるような話題を提供します。
・Google classroomを活用します
→予習、復習をサポートする動画や資料をアップして、いつでもその気になったときに学べるようにしています。
Q2. 授業準備の詳細を教えてください。
A. 事前のシミュレーションです。自分が学生の立場だったら「この説明で次のスライドについていけるか」を検証し、情報の詰め込みすぎを防ぐ工夫をしています。学生に身に付けて欲しい一番優先すべきテーマが目立つようにしています。
Google classroomに予習の動画や復習のプリントなどを置くようにしています。復習についても授業をそのまま録画したものではなく、ポイントをまとめたものを置くことによって使いやすくなる工夫をしています。
Q3. 授業での学生とのかかわり方について教えてください。
A. 質問しやすい雰囲気づくりに気を付けています。
一番に学生の考えに共感を示すようにしています。
授業の始めに、学内で見かけたこと、学生が興味を持ちそうな話をして学生との距離を詰めていきます。質問への回答、提出物へのコメントを通じて学生との距離感を良好に保てるように心がけています。
良い意見、取り組みは積極的に他の学生にも紹介するように気を付けています。注意は名指しでせず全体に向かって発します。これで授業環境を良好に保とうとしていることも伝わります。
Q4. 学生への期待を教えてください。
A. 新しい時代を作っていくのは学生のみなさんです。新しい時代を創造する力を身に付けて欲しいです。そのためには現在と過去を学ぶことが重要です。授業は、過去を学び、現在を知り、未来が想像できる知識や考え方を提供しています。卒業して振り返ると、学校の授業は、ある意味、役立つ知識が満載です。教員も皆さんに良質な授業を提供することに努めています。皆さんも必要だなと思って授業を聞いてくださいね。
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●ベストティーチャー賞歴代受賞者一覧(職位は受賞時)
| 2025 | 保健医療学部理学療法学科 | 該当なし | |
| 保健医療学部看護学科 | 山口 直己 | 准教授 | |
| 経営学部経営学科 | 若原 憲男 | 准教授 | |
| 幼児教育・保育科 | 朝元 尊 | 教授 | |
| キャリアプラニング科 | 伊藤 圭一 | 教授 | |
| 2024 | 保健医療学部理学療法学科 | 小川 祐太 | 助教 |
| 保健医療学部看護学科 | 山本 義昭 | 助教 | |
| 経営学部経営学科 | 山口 満 | 教授 | |
| 幼児教育・保育学科 | 井中 あけみ | 教授 | |
| キャリアプランニング科 | 瀧﨑 優佳 | 准教授 | |
| 2023 | 保健医療学部理学療法学科 | 冨田 秀仁 | 教授 |
| 保健医療学部看護学科 | 豊島 由樹子 | 教授 | |
| 経営学部経営学科 | 若原 憲男 | 講師 | |
| 幼児教育・保育学科 | 朝元 尊 | 教授 | |
| キャリアプランニング科 | 伊藤 圭一 | 教授 | |
| 2022 | 保健医療学部理学療法学科 | 大橋 和也 | 助教 |
| 保健医療学部看護学科 | 藤井 徹也 | 教授 | |
| 経営学部経営学科 | 見目 喜重 | 教授 | |
| 幼児教育・保育学科 | 熊谷 享子 | 准教授 | |
| キャリアプランニング科 | 辰巳 智行 | 講師 | |
| 2021 | 保健医療学部理学療法学科 | 飯田 有輝 | 教授 |
| 保健医療学部看護学科 | 中村 裕美 | 教授 | |
| 経営学部経営学科 | 若原 憲男 | 講師 | |
| 幼児教育・保育学科 | 朝元 尊 | 教授 | |
| キャリアプランニング科 | 伊藤 圭一 | 准教授 | |
| 2020 | 保健医療学部理学療法学科 | 冨田 秀仁 | 准教授 |
| 保健医療学部看護学科 | 五十嵐 慎治 | 講師 | |
| 経営学部経営学科 | 山口 満 | 教授 | |
| 幼児教育・保育学科 | 井中 あけみ | 教授 | |
| キャリアプランニング科 | 瀧﨑 優佳 | 准教授 |