スペシャルインタビュー

卒業生インタビュー vol.5 ポーラ化粧品

卒業生インタビュー vol.5 ポーラ化粧品

<村松 アンナ さん>

蒲郡東高校出身

ポーラ化粧品勤務

理学療法士免許取得

Q. 女性が国家資格を持って柔軟に働くということとは?

理学療法士は国家資格なので、いざ退職しても再就職が容易です。他県に行っても働けます。ワークライフバランスを保つために、時短やパートを選択するなど自分の生活スタイルを選択することも可能です。

また、同じ「アルバイトをする」ということでも、国家資格を持っていると、より有利です。専門職であれば、普通のアルバイトよりも多い賃金をいただいて働くことができます。

何かあった時に役に立つので、国家資格を取得することは女性の働き方にとって大変おすすめです。


Q. 現在のお仕事について教えてください。

現在は、3カ所で働いています。メインはPOLA化粧品での美容部員です。多い時は週5日、少ない時は週1〜2日で不定期の勤務です。また整形外科で理学療法士のパート職員として週1〜3日、週末にはテーマパーク「ラグナシア」のアトラクションスタッフとして働いています。

どうしてPOLAなのですか?

元々大学2年生の時からアトピー肌に悩んでいて、ずっとPOLAにお客様として通っていました。大学卒業後は、総合病院で理学療法士として勤務して、3年目の春に退職しました。その間もPOLAにはずっとお客様として通い続けていて、POLAの担当の方には、自分の状況などを話していたので、いろいろと分かっていただけていました。POLAの美容部員は、お客様に寄り添い、きれいをサポートするすごく良い仕事だなと思っていました。そして、ある日、『POLAで一緒に働こう』と誘っていただいたときに、自然と受け入れることができました。


だいぶ畑違いのように思いますが、理学療法士とPOLAの美容部員の共通点はありますか?

全く違うように思えますが、意外と共通点もあるんです。両方ともカウンセリングを重視しています。心と身体の悩みを聞いて、病院なら治すために、POLAならキレイになるためにサポートをします。

また、理学療法士としての知識があるため、人の身体のことはよくわかっており、筋肉の解し方など、マッサージの際に応用できることもあります。
 

Q. 理学療法士をめざしたきっかけは何ですか?

自分の親族が就職氷河期で苦しんでいたのを近くで見ていたので、私は「必ず国家資格のある医療職に就く」と決めていました。友人について行った大学のオープンキャンパスで理学療法士のことを知りました。理学療法士は夜勤もなく『女性が働きやすい仕事』であることが分かったことがきっかけとなり、理学療法士を目指すことにしました。


Q. 大学での学びは今の仕事につながっていますか?

はい。私の場合は、人との関わり方に大きな学びがあったように思います。大学3年生と4年生では、病院やクリニックに実習に行きます。その時に、目上の方や初対面の方と接する機会があり、幅広い方々との関わり方を学びました。社会に出ると、親しくない方でもコミュニケーションを取って行かないといけない場面が多くあります。医療従事者として患者様に接する時にも、POLAの美容部員としてお客様に接する時にも、接遇やマナーはとても大切な基本的なスキルになります。大学時代での学びと経験は、今の仕事においてもとても役に立っていると感じています。


Q. 大学生活で楽しかったエピソードを教えてください。

国家試験の勉強は大変でしたが、親しい友人と集まってグループで勉強したので、楽しかった思い出です。勉強の合い間には一緒に息抜きのお菓子買いにいったりしました。勉強は、得意な人が覚え方を教えてくれて、お互いに教え合ったりしました。そうやって覚えたことは、不思議と忘れないんですよね。歌に乗せたりして、独自の覚え方を考案してました。みんなで支え合って勉強しました。苦労しましたが、必死で勉強してちゃんと頑張ったから楽しかった思い出になっています。あと、親しい友人もできました。その友人は大学の学生名簿が前後で、授業もほぼ一緒だったので、とても仲良くなりました。友人とは豊橋駅のタリーズで時間を忘れてお喋りしたり、本屋さんに行ったりして、よく遊びました。実はその友人は、今回、化粧をしている時の被写体になっています。笑


Q. 将来の夢や目標を教えてください。

私は夫と旅行に行って楽しく暮らすことが夢です。旅行は私も夫も大好きなので、ずっと変わらないと思います。POLAで働き始めた頃は自分でお店を持ちたいとかありましたけど、日々やりたいことは変わっていくので、その時々の自分と相談しながら、自分の働き方を柔軟に考えていきたいと思っています。