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理学療法学科分野の特徴 心臓や肺疾患に対する内科系理学療法
内臓の病気が引き起こす障害を「内部障害」といい、特に心臓や肺は運動と密接に関連します。内科系理学療法では、内部障害に対する理学療法や安全に運動するためのノウハウを学びます。
「内科分野」ってどんなことを学ぶの? わかりやすくご紹介!

心臓・肺・糖尿病などの病気とリハビリの関係を学べる

保健医療学部 理学療法学科 湯口 聡 准教授
豊橋創造大学では、心臓や肺、腎臓、糖尿病、がんなどの病気がある人に、どんなリハビリが必要なのかをわかりやすく学べます。たとえば、「心臓の病気がある人は、何のために運動をするの?、安全に運動をするためにはどうしたらよいの?」「糖尿病があるとき、どんな注意が必要なの?」など、病気のしくみとリハビリのつながりを具体的に勉強していきます。
実際に病院で働いていた先生から学べるから、わかりやすい!
授業を担当するのは、内科の病院でたくさんの患者さんと関わってきた理学療法士の先生たち。だから、教科書だけじゃなくて、「本当の現場ではこうなんだよ」という生きた知識を教えてくれます。将来の仕事のイメージが持ちやすく、「なるほど!」と思える授業がたくさんあります。

専門機器を使って、体の中のことも“見える”学びができる!
授業では、呼吸や筋肉の動き、心臓の状態などを測る専門機器を使って、体の中のことも数字やグラフで確認できます。たとえば、息がしづらい人の肺の動きや、心不全の人の体力の変化などもデータで見て学びます。だから「なんとなく理解する」だけじゃなくて、「しっかり納得して覚える」ことができます。

心肺運動負荷試験(CPX)を使った授業風景
将来、チームで支える医療の現場で活躍できる力が身につく
内科の病気は、理学療法士だけでなく、お医者さんや看護師さん、栄養士さんとチームで患者さんを支えることが大切です。この大学では、病気を正しく理解して、リスクの少ないリハビリを提案できるように、丁寧に学んでいきます。将来、どこに行っても安心される理学療法士を目指せます。

急性期モニタリングのチーム医療
近くの病院で働く先輩を紹介!
大学の近くには、心臓や内科のリハビリに力を入れている病院があり、そこでは本学の卒業生が活躍しています。たとえば「豊橋ハートセンター」などの病院では、現役の理学療法士が臨床実習中の学生を丁寧に教えてくれます。地域とのつながりが強い大学だからこそ、安心して学びを深められる環境が整っています。
豊富な臨床実習先
「地域で活躍する先輩たち」大谷 卓巳 先生

「地域で活躍する先輩たち」松井 佑樹 先生

豊橋ハートセンター(豊橋市)