2022年8月30日(火)午後6時30分から、働き世代を対象とした公開講座「働き世代のためのカラダ喜ぶ健康講座」を開催しました。
本学と豊橋市保健所との連携により2019年にスタートした”とよはし健康宣言応援事業”で、コロナ禍の影響により3年ぶりの開催となり、豊橋健康宣言事業所の担当者や地域の皆さんらが参加しました。講座は、「豊橋市障害者のコミュニケーション手段の利用促進に関する条例」の理念に基づき豊橋市が派遣する手話通訳付きで行われました。
テーマは「働き盛り世代が気軽に取り組むことができる糖尿病予防」。
講師は、本学短期大学部キャリアプラニング科の客員教授で、管理栄養士の朝倉由美子先生が務めました。
朝倉先生は、血糖値が正常より高くなってきた状態を、「糖尿病の境界型」「糖尿病予備軍」と呼び、働き盛りの人にも増えていると強調。血糖値を高めにする原因やその対策などを事例を交えてわかりやすく話し、知っておきたい糖尿病の基礎知識と合併症の怖さについて伝えました。そのうえで「糖尿病予防と、高血糖が続かないように、日常生活の一部を変えてみよう」と呼びかけました。
質疑応答では、参加者が自分たちの食事の現状を伝え、どのような対策を行ったら良いかなどの質問があり、関心の高さが伺えました。