教員データブック

2025年度看護学科
原沢 優子Harasawa Yuko
学短 | 大学 |
---|---|
所属 | 看護学科 |
職名 | 教授 |
研究分野 | 介護施設におけるエンドオブライフケア教育 感性を伝えるシミュレーション学習教材開発 認知症の方とのコミュニケーション学習 |
研究内容キーワード | 高齢者 エンドオブライフケア シミュレーション学習教材 認知症ケア |
主な学位・資格 | 博士(看護学) 看護師 保健師 |
担当経験のある科目 |
成熟期看護学原論_老年(豊橋創造大学)、 成熟期看護学方法論Ⅲ_老年(豊橋創造大学)、 成熟期看護学演習Ⅲ_エンドオブライフケア(豊橋創造大学)、 成熟期看護学演習Ⅳ_老年(豊橋創造大学)、 成熟期看護学実習Ⅰ(豊橋創造大学)、 成熟期看護学実習Ⅵ(豊橋創造大学)、 成熟期看護学実習Ⅶ(豊橋創造大学)、 統合実習(豊橋創造大学)、 在宅・家族看護学特論(豊橋創造大学大学院)、 健康科学特論Ⅱ(豊橋創造大学大学院)、 健康科学特別研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(豊橋創造大学大学院) |
主な研究業績 |
<著書> 1)原沢優子:「第2部 第7章 第1節 疾病およびそのリスクがある人の理解」『社会福学習双書』編集委員会編集『社会福学習双書2024』第14巻医学概論/保健医療と福祉』374-376.社会福祉法人全国社会福祉協議会(東京)、2024. 2)原沢優子:からだの健康づくり-運動のヒント-,名古屋市立大学編集『名市大ブックス1人生100年時代 健康長寿への14の提言』,100-111,中日新聞社,2020. 3)原沢優子:「第15章 嚥下障害のある食道癌術後の高齢者の看護」,三原弘,土肥直樹,稲森雅彦,明石恵子,佐藤正美編集『ナーシング・グラフィカEX 疾患と看護③消化器』,377-383,メディカ出版,2021. 4)原沢優子: 「第2部8章1節 疾病及びそのリスクがある人の理解」,『社会福祉学習双書』編集委員会編集『社会福祉学習双書2021第14巻 医学概論/保健医療と福祉』,376-378,社会福祉法人全国社会福祉協議会(東京),2021. 5)原沢優子:「第7章 エンドオブライフケア 高齢者向け施設」,小笠原知枝編著『エンドオブライフケア看護学-基礎と実践-』,111-117,ヌーベルヒロカワ,2018. 6)原沢優子:「第12章 エンドオブライフケアの事例 トルソー症候群を発症し急速に死に至った肺がんの高齢者」,小笠原知枝編著『エンドオブライフケア看護学-基礎と実践-』,218-223,ヌーベルヒロカワ,2018. 7)原沢優子:「第15章 エンドオブライフケア看護学の教育 高齢者ケア施設における介護職者への教育」,小笠原知枝編著『エンドオブライフケア看護学-基礎と実践-』,276-282,ヌーベルヒロカワ,2018. 8)篠田道子,原沢優子,杉本浩章,上山崎悦代編著:多職種で支える終末期ケア-医療・福祉連携の実践と研究-,全275頁,中央法規,東京,2018. 9)原沢優子:「第2章 第4節 在宅看取りにおける多職種チームモデルと課題」,篠田道子,原沢優子,杉本浩章,上山崎悦代編著『多職種で支える終末期ケア-医療・福祉連携の実践と研究-』,121-137,中央法規,2018. 10)原沢優子:「第4章 第4節 多職種で支える終末期ケアの研究動向まとめ」,篠田道子,原沢優子,杉本浩章,上山崎悦代編著『多職種で支える終末期ケア-医療・福祉連携の実践と研究-』,217-221,中央法規,2018. 11)原沢優子:「第一回状況設定予想問題午後・状況設定8」,大津廣子,小松万喜子編『看護師国試状況設定完全予想問題集』,成美堂出版,2015. 12)原沢優子,石賀奈津子:「弛緩性便秘に悩む白内障患者のフィジカルアセスメント」,藤崎郁編『フィジカルアセスメントをケアにつなげる』, 10-18,医学書院,2012. <論文> ・Sayuri Sable-Morita, Yuko Harasawa, Kiyomi Yamada, Saiko Sugiura, Hideki Fukuoka, Haruhiko Tokuda:Frailty and audiovisual senses in older patients with diabetes: a cross-sectional observational study.Fujita Medical Journal,9(4),295-300,2023. ・小野瀬良佑,榎堀優,原沢優子,間瀬健二:布圧力センサを用いた褥瘡予防教育支援システム,情報処理学会論文誌,61(3),746-755,2020. ・島田千穂,原沢優子,樋口京子,中里和弘,伊東美緒:特別養護老人ホームの看取りケア協働的内省セッションの評価に関する探索的研究,日本エンドオブライフケア学会誌,3(1),15-22,2019. ・杉本浩章,篠田道子,上山崎悦代,原沢優子:緩和ケア病棟を有する病院におけるIPWの促進要因と阻害要因,ケアマネジメント学,(16),57-69,2018. ・サブレ森田さゆり,杉浦彩子,原沢優子,山田紀代美:高齢糖尿病通院患者における指こすり音聴取法を用いた中等度以上の難聴スクリーニングに関する検討,日本老年看護学会誌,22(2),40-46,2018. ・原沢優子,斉藤雅茂,永田祐,藤田欽也,黒川文子:24時間対応型LSA事業に見る高齢者への生活支援の構成要素と時間帯による相違,日本の地域福祉学会,29,69-80,2016. ・黒川文子,斉藤雅茂,藤田欽也,原沢優子,永田祐:24時間対応型LSA業務管理データベース開発の設計思想と意義,愛知淑徳大学論集-社会貢献学部,6,31-39,2016. ・松田実樹,杉本彰浩,上山崎悦代,篠田道子,原沢優子:終末期ケアにおける専門職間協働の現状と課題-特別養護老人ホームにおける調査から-,岡山県立大学保健福祉学部紀要, 22(1),167-176,2015. ・Kazushi Okamoto,Yuko Harasawa:Prediction of symptomatic depression by discriminant analysis in Japanese community-dwelling elderly,ARCHIVES OF GERONTOLOGY AND GERIATRICS,52(2),177-180,2011. ・原沢 優子,山田紀代美:高齢の配偶者が介護老人保健施設に通いながら夫婦としての生活を続けるプロセス,日本看護研究学会雑誌, 34(2),65-74, 2011. ・Kazushi Okamoto,Yuko Harasawa:Predictor of increase in caregiver burden for disabled elderly at home,ARCHIVES OF GERONTOLOGY AND GERIATRICS,49(1),129-131,2009. ・Kazushi Okamoto,Yuko Harasawa:Emotional support from family members and subjective health in caregivers of the frail elderly at home in Japan,ARCHIVES OF GERONTOLOGY AND GERIATRICS,49(1),138-141,2009. ・岡本和士,原沢優子:在宅要介護高齢者の主介護者における介護負担感とその関連要因に関する検討,厚生の指標, 55(4),21-25,2008. ・Kazushi Okamoto,Yuko Harasawa,Tomoko Shiraishi,Kiyomi Sakuma,Yumiko Momose:Much communication with family and appetite among elderly persons in Japan,ARCHIVES OF GERONTOLOGY AND GERIATRICS, 45(3),319-326,2007. ・Kazushi Okamoto,Yuko Harasawa,Yumiko Momose,Kiyomi Sakuma: Risk factors for 6-year mortality by gender in a Japanese elderly population,ARCHIVES OF GERONTOLOGY AND GERIATRICS,45(3),335-341,2007. ・Kazushi Okamoto,Yoshiko. Hasebe Yuko Harasawa: Caregiver psychological characteristics predict discontinuation of care for disabled elderly at home,INTERNATIONAL JOURNAL OF GERIATRIC PSYCHIATRY,22(11),1110-1114,2007. |
所属学会 | 日本看護科学学会 , 日本エンドオブライフケア学会 , 日本在宅ケア学会 , 日本看護学教育学会 , 日本老年看護学学会 , 日本社会福祉学会 , 日本家族社会学会 , 日本看護研究学会 , 日本老年社会科学会 |
受賞歴 | |
研究紹介 | 介護施設の職員を対象にエンドオブライフケアの教育体制を整える研究をしています。介護現場では、研修のための予算や時間が業務に組み入れられている場合は少なく、勉強したい場合は個人の費用と時間を使うことになります。そのため、研修を積極的に受講する人が少なく、高齢者に対してのエンドオブライフケアの質を保つことが難しい現状です。高齢者の誰もが心地よく自分らしく最期まで人生を生ききるには、介護現場のケアの質が大切です。そのために、介護職員がいつでも簡単に自宅から受講できる教育教材とそれを社会に提供できるしくみを研究しています。教材づくり、インターネットを介したシステムの研究です。「映像で学ぶ 鈴子さんのエンド・オブ・ライフ ケア」ホームページURL https://suzuko-eolc.yupia.net/ また、コロナ禍を経験してシミュレーション学習教材の開発に取り組み始めました。看護教育では、人と人が接触して体験的に学ぶ技術が多くあります。しかし、他者と接触が制限されたときに看護技術の教育が十分にできないことを痛感しました。デジタルの発展を看護教育に活かして、感性(ここちよい触り方、適切な触れる速度など)を学習できる教材開発の研究に取り組んでいます。 「映像で学ぶ 鈴子さんのエンド・オブ・ライフ ケア」ホームページURL https://suzuko-eolc.yupia.net/ |