教員データブック

2025年度看護学科
河合 洋子Kawai Yoko
学短 | 大学 |
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所属 | 看護学科 |
職名 | 教授 |
研究分野 | ライフサイエンス 看護学 小児看護学 ライフサイエンス 特別支援教育 病弱教育 |
研究内容キーワード | 小児看護学 復学支援 病弱教育 ICT教育 多職種連携教育 |
主な学位・資格 | 博士(医学)(名古屋市立大学) 看護師免許 |
担当経験のある科目 |
小児看護学原論,小児看護方法論,小児看護学実習など小児看護学領域一般科目(豊橋創造大学)など 保育と看護(日本福祉大学) |
主な研究業績 |
〔論文〕 ・河合洋子.慢性疾患の子どもと成人移行医療.育療.2023.72.36-40. ・大見サキエ,森口清美,畑中めぐみ,高木歩実,河合洋子,宮城島恭子,安田和夫,平賀健太郎,高橋由美子,堀部敬三.がんの子どもを主人公とした絵本の道徳教育への活用可能性の検討.椙山女学園大学看護学研究.2022.14.15-26. ・滝川国芳, 永井裕也, 平賀健太郎, 大江啓賢, 太田容次, 小畑文也, 河合洋子, 五島脩, 副島賢和, 高野陽介.病弱教育を行う特別支援学校における遠隔授業実施に関するニーズ調査. 育療. 2021. 68. 16-31. ・河合洋子. 実習における学生の病気等の情報の取扱いについての考察. 育療. 2020. 65. 2-7. ・河合 洋子, 大見サキエ, 合田 友美, 滝川 国芳. 看護系大学における慢性疾患の学生に対する授業での困り事と対応の実態. 高等教育と障害. 2019. 1. 1. 52-60. ・合田 友美, 河合 洋子. 小児看護学実習における外来実習での看護学生の学びの実態 ―テキストマイニングによる実習記録の解析から―. 日本小児看護学会誌. 2019. 28. 107-112. 〔書籍〕 ・標準「病弱児の教育」テキスト (担当:共著 第6章 主な病気の概要と教育支援)ジアース教育新社 2019. ・福祉心理学 (シリーズ心理学と仕事) (担当:共著 看護・介護と福祉心理学)北大路書房 2017. 〔講演・口頭発表、その他 〕 ・こども家庭庁 令和6年度子ども・子育て支援調査研究事業 実施報告(担当:研修項目8 救急救命講習及び事故防止の講習)日本総研,2025.<https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=110704> ・2回の精神性疾患の学生支援の研修から今後のグループワークのあり方を考える(第61回 全国大学保健管理研究集会 2024,神戸国際会議場) ・特別支援学校におけるアバター技術を活用した教育実践の特徴(日本育療学会第28回学術集会 2024,国立特別支援教育総合研究所) ・第4回大学保健管理部門マネジメントセミナー企画(2024年3月2日土曜日午後、オンライン開催) テーマ:「どうしてる? つなぐ支援の実際と課題」【第2弾】~精神性の疾患・精神的問題のある学生に焦点をあてて~ ・第27回学術集会長講演「つながれた環境からつながる環境へ」(日本育療学会第27回学術集会 2023) ・精神面に問題を抱えた学生対応の検討~保健管理部門研修会グループワークでの体験共有~ (第61回 全国大学保健管理研究集会 2023,石川県立音楽堂) ・健管理部門の看護職者を対象とした研修会の評価と今後のあり方 (第60回 全国大学保健管理研究集会 2022) ・前籍校とのつながりを保つためのテレプレゼンスアバターロボットを活用した復学支援 (第20回 日本小児がん看護学会学術集会 2022,神奈川県民ホール) ・大学保健管理部門看護職を対象とした第1回研修会の検討 (第59回 全国大学保健管理研究集会 2021) ・復学支援ツールの活用の実際と課題 (第19回 日本小児がん看護学会学術集会 2021) ・「子供の復学不安軽減、病院内学校と前籍校 先生の連携アバター利用」研究委員会報告書 ―第6章 小児看護からの視点― (2021年度JKA機械振興補助事業) ・「アバターロボット活用での先生への支援を拡大し病弱の子どもの学校生活参加機会を増やす取組みに関する補助事業」研究委員会報告書 ―慢性疾患児が病気療養中に有意義な生活を送るためにテレプレゼンスアバターロボットを活用することの考察と展望~看護、医療の面から考える― (2022年度JKA機械振興補助事業) |
所属学会 | 日本看護研究学会 会員 日本看護科学学会 会員 日本小児看護学会 会員 日本小児保健協会 会員 日本育療学会 会員 日本小児がん学会 会員 |
受賞歴 | |
研究紹介 | 慢性疾患の子どもの支援について研究しています。 ① 慢性疾患等で入院・療養生活を送っている小学生から高校生の復学支援について、2021度よりテレプレゼンスアバターロボット(テレロボ)を活用して,入院中でもクラスメートと同様な教育が受けられる支援を行っています。2022年度からは東三河の病院・小中学校とともに取り組んでいます。看護の視点だけでなく様々な視点から将来を担う子どもの生活や教育について考え,子どもや家族にとって有益な支援となるように研究しています。 ② ①と関連して,大学の保健室看護師の支援を行っています。慢性疾患の学生は病気とともに生活し、学業、社会生活を送る必要がありますが、保健室看護師は大学の役割や立場,配置人数が異なるため支援を必要としています。2020年度より大学保健室看護師を対象とした研修会を開催し、第1回てんかん、第2回アレルギー疾患、第3回・第4回精神疾患を抱えた学生の支援、第5回プレコンセプションケア・性と生殖に関するテーマで実施しました。 大学生を含む子どもたちのために支援し続けたいと思い、活動しています。 |