就活準備「はじめの一歩」

就活準備「はじめの一歩」

そもそも就職活動ってどんな流れなの?

就職活動をスタートしてから内定を得るまでには、さまざまなステップがあります。これらは具体的にどのように進んでいくのでしょうか。そして、どんな対策をしておくとよいのでしょうか。このページでは、就活準備の「はじめの一歩」として就職活動にまつわるポイントを解説します。

まず、政府主導による2025年卒の就活スケジュールは、おおむね下記の表のように進んでいきます。

2025年卒の就活スケジュール(政府主導)
採用情報

しかし、実際には「選考の早期化」が進んでいます。3月に入ると、各企業が採用情報を公開すると同時にエントリーの受付を開始しますが、通過したかどうかの結果通知は、3月上旬から4月上旬がもっとも多くなっています。加えて、選考(面接)スタートも、政府は6月1日からとしていますが、9割近くの企業がもっと早い時期から行い、内定通知も出しているというデータがあります(キャリタス調べ)。つまり、エントリーがスタートしてから企業探しを始めるようでは間に合いません。早いうちから自分のやりたいことや志望業界を見つけ、自己分析、エントリーしたい企業のリストアップ、そして企業研究を済ませておく必要があります。

まずはここから始めてみよう

では、就職活動は何から始めればよいのでしょうか――。まずは学生時代にしかできないアルバイトやサークル活動に真剣に取り組みましょう。また、自由に使える時間の増える夏休みはインターンシップや仕事研究に参加し、「力を入れたこと」の経験を積むチャンスです。参加後はその企業や業界に関する情報整理、参加を通じて感じた自分の成長や変化、または力不足に感じたことなどを必ず振り返りましょう。これらは志望業界への理解を深め、自分の就活軸を明確にするのに役立ちます。

このほか、自分の強みや価値観を明確にするための「自己分析」、関心度の高い業界・企業について考察する「業界企業研究」も並行して行いましょう。このとき、新聞をはじめ、テレビ、ネットメディアのニュースをチェックし、いま、何が起きているのかを把握し理解することは、とても役に立ちます。毎日の習慣にするとよいでしょう。また、自己分析の結果と、志望する企業や業界の風土や働き方が自分とどう合うのか、その接点を具体的に見つけておくことも大切です。「筆記試験対策」「エントリーシート対策」にも時間を見つけて取り組みましょう。

こんなことも意識してみよう

なお、就職活動が始まれば、企業の人と接する機会が多くなります。そのため、身だしなみはもちろん、電話対応、メールの書き方、言葉づかいなど、身につけておきたいマナーはたくさんあります。これらは今後の社会人生活でも使うことのできる、一生役立つスキルです。普段から少しずつ意識し、慣れておくことが大切です。
なお、就活マナーに関することは、こちらでも詳しく解説されています。

出典元:キャリタス就活 https://job.career-tasu.jp/top/
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