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看護学研修センター研修会「家族支援の事例研修会」第2回を開催しました
豊橋創造大学看護学研修センターは、去る2025年11月22日(土)、2025年度第2回目の「家族支援の事例研修会」を開催しました。市内外の看護師、保健師、介護支援専門員など13名が参加し、「ケアの質向上を目指した病院と地域の連携の在り方」について意見を交換しました。
事例検討では保健医療学部看護学科長の蒔田寛子教授が講師を務め、「渡辺式家族アセスメントモデル」による事例分析シートを使って、課題を明確化し、援助の方向性や支援の具体案について話し合いました。
研修に先立ちあいさつした蒔田教授は、「地域包括ケアシステムを推進していく上で、多職種連携は欠かせません」と述べ、「互いをよく知り、保健・医療・福祉関係者の連携を進めていきましょう」と呼びかけました。
トピックスとして「被災地の看護師・介護士に必要なセルフケア」を取り上げ、本学保健医療学部看護学科の基礎看護学領域を担当している笹木りゆこ講師が、「自分たちもセルフケアに努め、体調を整えよう」と話しました。この他、参加者らは災害用タオルとして圧縮タオルの扱い方なども体験しました。
本学は、東三河地域唯一の看護系大学として、地域の看護師、保健師、助産師の育成だけでなく、地域の保健・医療・福祉関係者との連携関係強化にも積極的に関わってまいります。