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第16回健康科学セミナーでメカニカルストレスを研究する澤田泰宏氏が講演

地域の健康を支える大学として、本学大学院健康科学研究科主催の「健康科学セミナー」が、3月11日(火)に本学で開かれました。
セミナーには、大学院生をはじめ、本学の卒業生や教員らが参加し、今注目されている研究について理解を深め、知見を広めました。
今回のセミナーでは、メカニカルストレス(力学的刺激)を研究する国立障害者リハビリテーションセンター病院臨床研究開発部部長の澤田泰宏氏が講師を務め、「理学療法の分子基盤…細胞をリラックスさせよう」と題して講演しました。
澤田氏は、理学療法の分子・細胞レベルでの運動効果について取り組んできた様々な事例を紹介しながらメカニカルストレスにおける研究を紹介。「メカノバイオロジーの観点からお伝えしたいことは、運動の本質は細胞の物理的リラックスである、ということ。こういう意見もあることを知っていただきたい」と述べ、「細胞と分子をリラックスさせる理学療法を」と呼びかけました。
本学の健康科学セミナーは、最先端の医学・医科学・医療・福祉等に関する研究をリードする新進気鋭の研究者ならび に実践者から研究に係る最新の情報を入手するとともに、他大学院との交流を活性化することを目的として、定期的に開催しています。