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地域の健康を支える!家族で学ぼう健康講座の第2回「認知症と共に暮らす~早期発見と介護保険でできること」(公開講座)を開催しました。

保健医療学部理学療法学科と特定研修施設との連携講座「家族で学ぼう健康講座」の第2回が2024年12月1日(日)に開かれました。
今回のテーマは、「認知症と共に暮らす~早期発見と介護保険でできること」。共催する医療法人整友会の鷹丘クリニックリハビリテーション部の田端勇麻主任作業療法士が講演しました。
田端主任作業療法士は、「認知症とは認知機能の低下に伴ういろいろな症状の集まり」と説明し、「認知症は記憶障害だけではない」と強調。その上で認知機能を悪化させる危険因子や、認知症予備軍である軽度認知障害(MCI)について解説しました。
参加者は、MCI度の目安となるチェックシートで自分の行動を見直し、サポート役の鷹丘クリニックのスタッフに積極的に質問する姿もありました。
チェックを終えた参加者に、田端主任作業療法士は、「MCIは回復する場合がある」とし、早期発見の重要性と、「予防するためにはリハビリテーションも大事な役割を持っている」と述べ、「認知症は身近な問題。この講座を機に予防に努めてもらえれば」と呼びかけました。
次回第3回は、12月21日(土)に開催予定です。