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地域について考える「防災フェス2024」を大学祭と同時開催

2024年10月26日(土)と27日(日)の二日間、「喜炎万情」をテーマに第29回創造祭が開催されました。
各学科の特徴を生かしたイベントや体験会、ゼミやサークルによる様々な模擬店が開かれ、本学学生や卒業生をはじめ、地域の人たちが大勢訪れにぎわいました。
そのなかで、国土交通省や愛知県東三河総局、国立病院機構豊橋医療センター、豊橋手話ネットワークの協力を得て行われた「防災フェス2024」では、26日(土)、大学の手話サークルHANDSの学生たちによる手話体験講座が行われ、参加者は、豊橋市愛市憲章ソングを手話で歌うなど、様々な手話表現に触れ、コミュニケーションの大切さを学びました。
また、県内に3台しかないという起震車「なまず号」が学内に設置され、約40組が体験しました。二人の娘と参加した母親は、「子どもたちに大きな揺れを体験させたかった。こんなにも揺れるのかと驚いた。地震に対する備えをしっかりしたいと思った」と話していました。
27日(日)は、防災講演会が開かれ、国立病院機構豊橋医療センター外科系診療部長で日本DMAT隊員の伊藤武氏をはじめとする国や県、医療機関の3人の講師がそれぞれの立場から、被災時の行動や支援について講演しました。
参加者は「自分事として被災時の行動を考えるきっかけになった」と話していました。