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豊橋創造大学看護学研修センター研修会「家族支援の事例検討会」第1回を開催しました(看護学科)

豊橋創造大学看護学研修センター研修会「家族支援の事例検討会」第1回を開催しました(看護学科)

2024年4月に設立した「豊橋創造大学看護学研修センター」で、看護師、保健師、介護支援専門員等を対象にした研修会がいよいよスタートしました。

「家族支援の事例検討会」第1回は6月29日(土)に開かれ、市内外の医療機関に勤める看護師を中心に34人が参加しました。

はじめに藤井徹也センター長が、「実りある研修会になるように」とあいさつし、蒔田寛子看護学科長は「保健、医療、福祉のみなさんが共に学ぶことで、東三河地域の看護の質をあげていきたい」と呼びかけました。

講義では、蒔田看護学科長が講師を務め、看護の基礎教育としての家族看護学について解説。「家族のリスクの多様化、階層化、普遍化のなかで家族支援を行っていかなければならない」と述べ、現代の家族の在り方や今後の問題点について話しました。

そのうえで、援助者が家族の関係性を理解するためのツール「渡辺式家族アセスメント/支援モデル」を使用して事例検討会を行い、家族看護の必要性について理解を深めました。

また、トピックスとして「災害時の対策」をテーマにしたミニ講義を実施。災害用のトイレ対策について考えました。

次回「家族支援の事例検討会」第2回は、2024年10月19日(土)に実施予定です。