２０２４年4月１日より稼働する豊橋創造大学看護学研修センター設立を記念して、３月２３日(土)、学内で、設立記念講演会が開かれました。

講師に、日本看護協会看護研修学校校長の吉村浩美氏を招き、「これからの看護職のキャリア構築～大学と臨床の共育」をテーマに講演いただきました。

吉村氏は、今後の高齢化率を示したデータをもとに、少子高齢化に歯止めがかからないことや高齢者の孤立化による高齢者人口の質的変化を挙げた上で、これからの時代に期待される看護職、看護職の働き方、人生１００年時代の様々なキャリア構築について話しました。

大学と臨床の共育については、臨床の看護の可視化と研究支援について述べたうえで、「看護学は、実践の科学。大学の先生方の力が必要。”共に育てる”機会になれば幸いです」と締めくくりました。

講演会に先立ち、伊藤晴康学長は、「徳をもって人に報いる」という言葉を引用し、「大学の教育研究を専門職の方に還元し、地域の未来を創造する大学として、努力してまいりたい」とあいさつされました。