去る２０２４年３月１９日(火)、本学体育・文化ホール２階アリーナにおいて、豊橋創造大学・豊橋創造大学短期大学部の学位授与式が開催されました。ここ数年は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、来賓の方をお招きすることが出来ず、規模を縮小しての開催を続けてきましたが、２０２３年度は、新型コロナウイルス感染症が感染症法上の５類に移行したことなどを受けて、十分な感染対策を講じた上で、多くの方にご出席いただくことが出来ました。
伊藤晴康学長は式辞で、「誠をもって勤倹譲を行え」の「誠」について二宮尊徳の教えから、その意味を説明した。その中で、「『誠に行う』、すなわち強い意思を持ち、真心をもって取り組むことが社会人になる皆さんの心得として大切です。自信を持って新しい一歩を踏み出してください。」と述べられました。
「卒業生代表の言葉」は、保健医療学部理学療法学科の学生と短期大学部の学生が述べ、このうち理学療法学科の学生は、「充実した学生生活だった」と４年間を振り返り、「新型コロナウイルスにも負けずに学業をまっとうしたという自信を胸に、ケア・アンド・アイデアの精神で地域や社会に貢献していけるよう努力したい」と意欲を示しました。また、キャリアプランニング科の学生からは、「自分の未来を創造する基地ような体験が出来た２年間だった」と感謝し、「これから私たちは私たち自身の力で歩み、社会の一員としての責任と義務を果たせるよう日々努力していきます」と誓っていました。
式典終了後は、各学部学科に分かれて各教室で学位記の授与が行われるなど、学生教職員で卒業を祝い合いました。
卒業生たちの輝かしい未来を祈念したいと思います。