本学は、地域の健康を支える大学を目指しています。去る2024年3月13日(水)、本学で、地域包括ケアシステム研究の第一人者である公立大学法人埼玉県立大学理事長の田中滋先生をお招きして、「進化を続ける地域包括ケアシステム」と題して、超高齢社会に突入し、急速に進行する少子高齢化に直面する我が国における「意義」と「今後の課題」についてご講演頂きました。セミナーには、地域包括ケアに関わる専門職や行政機関の方に多数ご参加頂きました。、田中先生の新たな視点での講演に、ご参加頂いた皆さんからたくさんの質疑がなされ、進化を続ける地域包括ケアシステムについて考える充実した時間となりました。
本学は、これからも、年に複数回のセミナーを開催出来ればと考えています。次回も、たくさんのご参加をお待ちしています。

【講師の略歴】
 田中 滋 先生
公立大学法人埼玉県立大学理事長
慶応義塾大学名誉教授
〔学歴〕
慶応義塾大学商学部(1971年卒)、大学院博士課程(1980年単位取得満期退学)、米国Northwestern大学経営大学院修了(MBA、1977年)
〔専門〕
医療経済学、医療政策・介護政策、医療経営・介護経営、待機包括ケアシステム論。
〔現在務める主な公職〕
医療介護総合確保促進会議座長、協会けんぽ運営委員長など、
〔現在務める学会役員〕
日本地域包括ケア学会理事長、日本介護経営学会会長、アジア太平洋ヘルスサポート学会理事長、日本ケアマネジメント学会理事、日本老年学会理事。