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看護学科

保健医療学部看護学科 Startup Weekend豊橋で新井志歩助教が優勝しました

保健医療学部看護学科 Startup Weekend豊橋で新井志歩助教が優勝しました

看護学科の新井志歩助教より報告です。

 

2月23日から3日間行われた起業体験イベントStartup Weekend豊橋に参加しました。

Startup Weekendとは金曜日の夜から日曜日の午後までの45時間でビジネスプランを作成し、最終日に起業家らより審査を受けるイベントです。参加者からビジネスになるアイディアを出し合って、その中から選ばれたいくつかのアイディアからチームを作ります。産後うつ病になる人を減らしたいという目的のもと、高校生、大学生、地元で働く方々とチームを組みました。なぜ産後うつ病になるのか、産後にどんなことに困るのかを聞き取り調査を行い、睡眠不足という問題があがりました。そして睡眠不足を解消するには、3時間ごとに授乳している母親が横になった状態で休息できるように、直接授乳の代わりに助産師が搾乳を行い、それを哺乳するという解決法を考えました。それを実施、修正してビジネスプランとして発表し、優勝しました。

 

今回の起業体験イベントを通して、チームメンバーが産後うつ病という社会課題に興味をもってくれたこと、ビジネスについての知識やアプリ開発の知識を持った人と関わって実現可能性を確認できたこと、地域の方々と繋がったこと、また改めて研究することの大切さを認識できたことがよかったなと感じます。

 

この経験を生かして、研究の面白さや主体的に学ぶ姿勢を学生に伝えていければと思います。また、私自身も地域貢献ができるよう積極的に活動していきたいと思います。