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看護学科の川合茉莉助教の論文が日本国際看護学会奨励賞を受賞

看護学科の川合茉莉助教の論文が日本国際看護学会奨励賞を受賞

本学保健医療学部看護学科の川合茉莉助教の論文「在留ペルー人母親の子どもの医療機関受診行動と困難」が、日本国際看護学会奨励賞を受賞しました。授与式は11月18日に、埼玉県で開催された日本国際看護学会第7回学術集会の中で行われました。

 この論文では、日本で生活するペルー人の母親に、日本語またはスペイン語でインタビューを行い、ペルー人の母親は、子どもが病気にならないように日頃から体調管理を行っていること、医療機関への受診時には、言葉の壁のみならず、ペルーとの医療体制や文化の違い、サポート不足の状況、仕事を休めない状況に困難を感じ、外国人であることの居心地の悪さを感じていることが明らかになりました。

川合助教は、日本で生活する外国人とその家族がその人らしく生きることを目指して、今後も引き続き当事者の生の声に耳を傾け、多文化共生の推進へ寄与する取り組みを行っていきたいと話していました。