キャンパスニュース

地域連携
2022年度の特定研修施設との連携講座(公開講座)第2回が開催されました。
「楽しく学んで、健康長寿!」をテーマにした保健医療学部理学療法学科による公開講座の第2回が11月26日(土)、医療法人整友会との共催で開かれ、シニア層を中心に約30人が参加しました。
第2回は、「コロナ禍の今こそフレイルについてみんなで話し合おう」と題して、講義とグループワークが行われました。
講義では、整友会の豊橋整形外科向山クリニックの理学療法士、杉原永味子さんが、フレイルとは「力ない」「元気ない」「食欲ない」「外出しない」「生きがいない」の5つの「ない」に代表される老化の症状で、ただしく介入すれば戻れることを強調。要因として、運動量の減少や心身機能の低下などの「身体的要因」、意欲・判断力の低下などの「精神的要因」、コロナ禍による外出制限などの「社会的要因」をあげ、フレイル対策では、運動習慣や人との交流の重要性について話しました。そのうえで参加者たちは、25項目のチェックリストで自分のフレイル度を確認しました。
グループワークでは、7つのグループに分かれて、先述の5つの「ない」に自分がどれだけ当てはまるかを発表。さらに具体的な事例をもとに、整友会の理学療法士と話し合いながらフレイルについての理解を深めました。