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地域連携
女子中高生を対象に第13回「スポーツ傷害予防教室」を開催しました。

2022年11月27日、女子中高生とその保護者、スポーツ指導者などを対象に、「スポーツ傷害予防教室」が実施され、21人が参加しました。
今回のテーマは、「スポーツとウィメンズヘルス ~私たちが今できること~」。
2部制で行われ、第1部では「今、伝えたい!スポーツをする女子たちへ」と題して、総合青山病院産婦人科の宮本由記医師が講演。スポーツドクターでもある宮本医師は、月経と無月経、月経に伴う症状を中心に話し、参加した女子中高生たちは、月経の仕組み、成長期の不安、スポーツとの関係などについて真剣に耳を傾けていました。
第2部では、医療法人整友会スポーツ班の理学療法士らが、「ケガをしにくい身体をつくろう」をテーマに講演と実技を実施。「女子は身体の構造から、膝と足を怪我しやすく、とくに膝の前十字靭帯損傷は男子の5倍というデータもある」などと話し、適切なトレーニングの大切さを訴えました。実技前には4項目の関節弛緩性テストが行われ、参加者は自分の身体をチェック。そのうえで様々なトレーニング法を体験し、ケガにつよい身体作りについて学びました。