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看護学科4年生が豊橋市「お互いさまのまちづくり協議会~多世代交流検討会~」に参加

看護学科4年生が豊橋市「お互いさまのまちづくり協議会~多世代交流検討会~」に参加

看護学科4年生の2人が、2022年10月31日(月)に開催された豊橋市「お互いさまのまちづくり協議会」の「多世代交流検討会」に参加しました。
豊橋市「お互いさまのまちづくり」は、地域住民同士が「互助」の活動を通じて助け合い、高齢者が住み慣れた地域でいつまでも元気で自分らしく生活できるまちをつくる取り組みです。2人は市内の大学生の代表として、「お互いさまのまちづくり」を推進する市民の方や豊橋市の他の大学の学生たちと「世代間ギャップ」や「支え合い活動への若者の関わり方」について、グループワークをしました。参加した2人の声です。

多世代交流検討会では、若者世代から高齢者世代まで異なる年齢で構成されたグループで、世代間ギャップが生まれている原因、それらを解消するためにお互いができることは何か等を中心に意見を出し合いました。初めて会う方ばかりで緊張しましたが、若者、ミドル世代、高齢者でそれぞれ違った視点から出てくる考えや意見は興味深いなと感じることが多く、とても勉強になりました。また様々な意見を聞けたことで「高齢者の問題は高齢者が、若者の問題は若者が・・・」と無意識に分けて考えてしまっていた自分に気づくことができました。少子高齢化が進む現代では、各世代の問題を地域の問題として捉え、多世代の地域住民同士で助け合う力が必要になってくると思います。今回の貴重な経験を無駄にせず「私が多世代のためにできること、地域のためにできることは何か」を改めて考えていきたいと思いました。
(佐久間 有沙さん)

今回多世代交流検討会に参加するまで、私は地域ボランティア等の経験はありませんでした。そのため正直、参加することに不安でした。事前課題もありましたが、私自身の考えも浅く、中々良いアイデアも浮かびませんでした。しかし当日参加していた方々が話しやすい雰囲気作りをして下さったため、多世代交流に関する普段思っていること、感じていることなど様々なことを話すことができました。地域行事の参加などのような少しハードルの高いことから、日常生活での挨拶など日常生活で無意識にできるようなことも挙がりました。また学校という場が多世代交流を行うには良い場となるのではないかという意見もあり、豊橋市内の学校同士の繋がりも大切なのではないかということも考えられました。
今回の多世代交流検討会では、参加していた年上の世代の方と学生が対等に話すことができ、双方の思っていることを知る良い機会になり、私自身の考えも深めることができました。自分の住んでいる地域に目を向けること、様々な方々と交流することの大切さなどを学ぶことができました。
(小笠原 志音さん)