教員データブック

2025年度看護学科
林 美佐Hayashi Misa
学短 | 大学 |
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所属 | 看護学科 |
職名 | 助教 |
研究分野 | 看護学/看護教育 |
研究内容キーワード | 看護教員,ストレス,レジリエンス,自己教育力 |
主な学位・資格 | 修士(看護学)(神奈川県立保健福祉大学) 看護師 |
担当経験のある科目 |
看護学概論(東京情報大学) 看護技術論Ⅰ(東京情報大学) 看護技術論Ⅱ(東京情報大学) ヘルスアセスメント論(東京情報大学) 看護と情報Ⅱ(東京情報大学) 基礎看護学実習Ⅰ(東京情報大学) 基礎看護学実習Ⅱ(東京情報大学) 統合実習(東京情報大学) 卒業論文ゼミナール(東京情報大学) |
主な研究業績 |
「情報のちからー情報×看護で情報社会・少子高齢社会の課題に挑む-」[圓岡偉男,加納佳代子,林美佐ほか] (担当:共著 範囲:pp228-231)一般社団法人東京農業大学出版会 2018年6月 「看護の社会学的観察-看護社会学序説-」[圓岡偉男,林美佐] 東京情報大学研究論集第19巻第1号 pp29-40 2015年9月 「看護教員のレジリエンスの実態と関連因子-自己教育力と職場内のソーシャルサポートに焦点を当てて-」[林美佐,白水眞理子,宮芝智子] 日本看護学教育学会誌第26巻第3号 pp1-12 2017年3月 「看護教員を対象としたストレスに関する研究の動向」[林美佐] 東京情報大学研究論集第21巻第2号 pp77-85 2018年3月 |
所属学会 | 日本看護学教育学会,日本看護科学学会 |
受賞歴 | |
研究紹介 | 看護師等の資格を取得するためには大学、短期大学、専門学校などの看護師等養成課程を持つ学校を卒業する必要がある。看護師不足は長年の課題となっているが、各養成課程においても教員不足が問題となっており、近年では大学の増加がそこに拍車をかけている。少ない人員の中、過密なカリキュラムをこなすことや様々な背景を持つ学生への対応は教員のストレスを増大させる要因となっている。精神的な問題を抱えながら、業務を続けるものも多く、学生指導や学科運営などに支障をきたすことも少なくない。 そこで看護教員のレジリエンス(精神的回復力)に焦点を当て、教員のレジリエンスの実態を明らかにするとともに、教員の持つ自己教育力や教員がうける職場内のソーシャルサポートがレジリエンスに影響を与えるか調査を行った。2013年の調査では、看護教員のレジリエンスは看護師と比べ若干高く、自己教育力による影響を大きく受けていることが明らかとなった。また、職場内のソーシャルサポートによる影響は少なく、勤務する学校形態や最終学歴による差がみられた。 引き続き看護教員のストレスマネージメントに寄与する要因について研究を進めている。 |