教員データブック
2024年度理学療法学科
金井 章Kanai Akira
学短 | 大学 |
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所属 | 理学療法学科 |
職名 | 理学療法学科長/教授 |
研究分野 | ライフサイエンス / 生体医工学 / バイオメカニクス ライフサイエンス / リハビリテーション科学 / 理学療法 |
研究内容キーワード | 理学療法、バイオメカニクス、動作分析 |
主な学位・資格 | 博士(リハビリテーション療法学)(名古屋大学) |
担当経験のある科目 |
運動学(豊橋創造大学,星城大学) 運動学実習(豊橋創造大学,星城大学) 臨床運動学(豊橋創造大学,星城大学) 運動器理学療法学(豊橋創造大学) 運動器理学療法学実習(豊橋創造大学) 運動機能解析学(豊橋創造大学) 動作分析学(豊橋創造大学) 健康科学特論Ⅰ(豊橋創造大学大学院健康科学研究科) 研究論(豊橋創造大学大学院健康科学研究科) 病態運動学論(豊橋創造大学大学院健康科学研究科) 運動機能解析学特論(豊橋創造大学大学院健康科学研究科) |
主な研究業績 |
「座位から歩行を開始する動作の若年者と高齢者の比較」 [細井 雄一郎,野嶋 治,金井 章] 臨床バイオメカニクス (38) pp.325-331 2017年10月 「片脚着地時の姿勢が膝関節へ与える影響」 [彦坂 潤,後藤 寛司,鈴木 康雄,中川 博文,金井 章] 臨床歩行分析研究会誌 (4No.1) pp.35-46 2017年6月 「高齢者の転倒経験が身体機能・生活状況に及ぼす影響についての検証」 [原田 英子,金井 章,永井 邦芳,後藤 寛司,野嶋 治,高橋 佑太] 日本看護学会論文集: ヘルスプロモーション (No.47) pp.67-70 2017年7月 「高齢者の座位から歩行を開始する動作の流動性に関わる因子の検討」 [細井 雄一郎,野嶋 治,金井 章] 臨床バイオメカニクス (37) pp.341-345 2016年9月 「足趾把持力及び膝関節伸展筋力が運動連鎖に及ぼす影響」 [野嶋 治,金井 章] 臨床バイオメカニクス (37) pp.335-339 2016年9月 「A市在住高齢者における転倒経験及びその関連要因について」 [原田 英子,永井 邦芳,金井 章] 日本看護学会論文集: ヘルスプロモーション (No.46) pp.160-163 2016年6月 「ショートフットエクササイズによる運動介入が動的内側縦アーチ高に及ぼす影響」 [野嶋 治,細井 雄一郎,本山 雅,山田 紘章,金井 章] 愛知県理学療法学会誌 (29No.2) pp.81-85 2017年12月 「高齢者の転倒経験によって生じる影響についての検討」 [原田 英子,金井 章,永井 邦芳] 日本看護学会論文集. ヘルスプロモーション (49) pp.167-170 2020年10月 「後方歩行が足関節に及ぼす生体力学的影響 筋骨格コンピューターモデルを用いた検討」 [松島 麻利,中山 善文,大村 真未,河西 瑞穂,金井 章,米川 正洋] 愛知県理学療法学会誌 (31No.2) pp.59-67 2019年12月 「片脚着地動作における着地姿勢の違いが膝関節内旋運動へ与える影響」 [彦坂 潤,後藤 寛司,鈴木 康雄,中川 博文,金井 章] 愛知県理学療法学会誌 (32No.1) pp.13-19 2020年6月 「寛骨臼回転骨切り術後の最大歩行速度と下肢筋力の関連」 [金井章,足立明美,高須裕子,星野茂,千葉晃泰,岩月宏泰,猪田邦雄] 理学療法科学 (11No.1) pp.17-20 1996年10月 「頚部振動刺激による残存効果が起立動作の重心位置に与える影響」 [越智亮,坂野裕洋,金井章,森岡周] 理学療法科学 (21No.4) pp.427-432 2020年10月 「筋骨格モデルを用いた歩行時の脛骨前方引き出し力の解析」 [金井 章] 理学療法科学 (19No.3) pp.255-260 2020年10月 「高齢障害者の歩行自立度と歩行速度・変動係数および歩行動作数の関係」 [坂野 裕洋,岡 真由美,庄本 康治,木村 寿伸,植松 光俊,大川 裕行,金井 章,塩中 雅博,梶原 史恵,代 智恵子,福島 祐子,肥田 光正] 理学療法学Supplement (2002No.0) pp.531-531 2020年10月 「高齢障害者の歩行自立度と歩幅・歩調および歩行動作数との関係について」 [梶原 史恵,岡 真由美,庄本 康治,木村 寿伸,植松 光俊,大川 裕行,金井 章,塩中 雅博,坂野 裕洋,代 智恵子,福島 祐子,肥田 光正] 理学療法学Supplement (2002No.0) pp.530-530 2020年10月 「痙直型両麻痺者における自動的姿勢応答の調節能」 [森悦子,冨田秀仁,金井章] 臨床バイオメカニクス (34) pp.245-252 2012年11月 「Peroneus longus muscle exhibits pre-programmed anticipatory activity before unilateral abduction of the lower limb while standing: a pilot study」 [Hidehito Tomita,Osamu Nojima,Takamasa Sasahara,Fumio Imaizumi,Akira Kanai] J. Phys. Ther. Sci. (31No.11) pp.907-912 2019年11月 「Enhancement of walking ability using a custom-made hinged knee brace in patients who experienced ambient stroke and are in the acute phase」 [Yoshinori Naito,Masataka Kamiya,Akira Kanai,Susumu Ota] J. Phys. Ther. Sci. (31No.11) pp.913-916 2019年11月 「Video analysis of sit-to-stand motion in the evaluation of motor function」 [Akira Kanai,Tomoko Takeyama,Kazuya Ueta,Sachiko Kiyama,Hiroshi Goto,Hidehito Tomita,Ayuko Tanaka,Mitsunobu Kunimi,Toshiharu Nakai] Transactions of Japanese Society for Medical and Biological Engineering (53) pp.293-295 2015年5月 「レッグプレス動作における姿勢の違いが脛骨引き出し力や筋力に与える影響」 [木村宏樹,元田英一,鈴木康雄,金井章,吉倉孝則,種田裕也] バイオメカニズム学会誌 (34No.3) pp.225-232 2010年8月 「股関節外転筋等尺性収縮時の股関節接触面応力について」日本臨床バイオメカニクス学会誌 (20, 423-425) 1999年10月 「ポータブル大腿四頭筋筋力測定器の開発と臨床応用」 [元田英一,鈴木康雄,林満\, 金井章] 日本臨床バイオメカニクス学会誌 (20) pp.473-475 1999年10月 「SLR運動時の股関節接触面応力の検討」日本臨床バイオメカニクス学会誌 (21, 83-86) 2020年10月 「筋骨格システムのコンピューターモデルとその股関節疾患に対する応用」 [元田英一,鈴木康雄,金井章] Hip Jt (27) pp.198-203 2001年9月 「股関節外転運動時の股関節接触面応力の検討」 [金井章,元田英一,鈴木康雄] 日本臨床バイオメカニクス学会誌 (22) pp.275-278 2001年10月 「スクワット時の運動課題の違いによるけい骨前方引き出し力の変化について」 [金井章,元田英一,鈴木康雄] 日本臨床バイオメカニクス学会誌 (25) pp.155-159 2004年11月 「歩容の違いと杖の使用による股関節合力の変化―筋骨格コンピュータモデルを使用して―」 [元田英一,鈴木康雄,金井章] Hip Jt (32) pp.545-549 2006年10月 「片脚立位時の上肢肢位と重錘負荷による股関節周囲筋活動の変化」 [深谷孝紀,榎本剛,金井章,元田英一,鈴木康雄] 日本臨床バイオメカニクス学会誌 (28) pp.381-385 2007年11月 「体重免荷床上歩行における歩行パターンの検討」 [磯野めぐみ,伊藤純一,金井章,元田英一,鈴木康雄] 総合リハビリテーション (37No.8) pp.747-752 2009年8月 「股関節伸展制限が障害物跨ぎ動作に与える影響」 [早川友章,斉藤良太,金井章,小栗孝彦,小林篤,種田裕也,吉倉孝則] 愛知県理学療法学会誌 (21No.3) pp.194-199 2010年3月 「脳卒中片麻痺患者に対する膝関節屈曲アシスト装具の効果」 [相本啓太,太田進,金井章] 愛知県理学療法学会誌 (23No.1) pp.21-24 2011年7月 「フォワードランジにおける足関節背屈可動域制限が脛骨前方引き出し力に及ぼす影響」 [今泉史生,金井章,柵木博貴,永野将義] 臨床バイオメカニクス (32) pp.503-507 2011年10月 「変形性膝関節症患者の腰痛の程度と歩行時における骨盤および膝関節のキネマティクスとキネティクスの関係」 [鳥居善哉,金井章,今泉史生,谷山裕之,太田進] 臨床バイオメカニクス (33) pp.171-177 2012年10月 「投球後のアイシングが肩関節に及ぼす影響」 [上野愛範,金井章,神田直] 愛知県理学療法学会誌 (24No.2) pp.51-55 2012年12月 「膝関節伸展制限が歩行時の下肢関節に及ぼす生体力学的影響」 [中山善文,金井章,長尾恵里,米川正洋] 臨床バイオメカニクス (33) pp.427-432 2012年10月 「ハイヒール運動靴の歩行に及ぼす影響についての検討」 [金井章,今泉史生,今泉史生,後藤寛司] 臨床バイオメカニクス (33) pp.337-341 2012年10月 「臼蓋形成不全者における歩行訓練の生体力学的検討」 [金井 章] 第39回応力・ひずみ測定シンポジウム講演論文集 pp.207-212 2008年1月 |
所属学会 | 日本基礎理学療法学会 , 日本運動器理学療法学会、日本理学療法士協会 , 日本臨床バイオメカニクス学会 , バイオメカニズム学会、臨床歩行分析研究会 |
受賞歴 | |
研究紹介 | ヒトにとって「歩く」という動作は、非常に重要な能力である。しかし、何らかの障がいを持った時、それまで当たり前のように歩き、走り回っていたことが行えなくなる。変形性関節症や、骨折など、筋骨格系の障がいにより関節の可動域制限や筋力低下が生じれば、歩行能力は低下し、日常の生活が大きく制限されることになる。また、スポーツ選手ではパフォーマンスの低下を生じることで、競技への参加が困難となる場合も多い。そこで、そのような疾患や高齢者、スポーツ選手などに対し、効果的な理学療法を実施するため「動作解析に基づく障がい予防システムの構築」を目的として研究を行っている。その主な方法は、三次元動作解析装置を用い、種々の動作における動作パターンの変化や関節ストレスを検討することで、その改善方法や障がい予防の方策を見いだしていく。 |