教員データブック
2024年度理学療法学科
冨田 秀仁Tomita Hidehito
学短 | 大学 |
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所属 | 理学療法学科 |
職名 | 教授 |
研究分野 | 人間医工学 / リハビリテーション科学・福祉工学 / 理学療法 |
研究内容キーワード | バランス、姿勢制御、脳性麻痺、理学療法 |
主な学位・資格 | 博士(医学)(金沢大学大学院) |
担当経験のある科目 |
学部科目 人間発達学(豊橋創造大学) 発達障害理学療法学(豊橋創造大学) 発達障害理学療法学実習(豊橋創造大学) 理学療法評価学(豊橋創造大学) 理学療法評価学実習(豊橋創造大学) 神経理学療法評価学(豊橋創造大学) 神経理学療法評価学実習(豊橋創造大学) 神経系障害理学療法学(豊橋創造大学) 神経系障害理学療法学実習(豊橋創造大学) 運動療法学、運動療法学Ⅰ(豊橋創造大学) 基礎ゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ(豊橋創造大学) 理学療法研究・理学療法研究Ⅰ・Ⅱ(豊橋創造大学) 理学療法臨床実習見学実習・検査測定実習・評価実習総合実習・専門実習(豊橋創造大学) 理学療法総合演習Ⅰ・Ⅱ(豊橋創造大学) 小児理学療法学実習(金沢大学) 大学院科目 身体運動制御論(豊橋創造大学大学院) 身体運動解析論(豊橋創造大学大学院) 身体運動制御学特論(豊橋創造大学大学院) 障害回復支援理学療法論(豊橋創造大学大学院) 健康科学特論Ⅰ(豊橋創造大学大学院) 健康科学特別研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(豊橋創造大学大学院) |
主な研究業績 |
「How does standing anteroposterior stability limits correlate to foot/ankle functions in bilateral spastic cerebral palsy?」Tomita H, Takahashi S, Kawaguchi D, Aoki Y, Yamamoto Y, Asai H. Pediatr Phys Ther, in press 2024年 「Quiet standing and anteroposterior limits of stability in adolescents and young adults with bilateral spastic cerebral palsy.」Tomita H, Kawaguchi D, Takahashi S, Asai H. Hum Mov Sci (95) pp.103215 2024年 「Exploring the factors associated with decreased dynamic balance ability in older patients with heart failure」Mori E, Aoyagi Y, Kono Y, Asai H, Tomita H, Izawa H. Heart & Lung (58) pp.139-143 2022年 「An increase in relative contribution of compensatory postural adjustments during voluntary movement while standing in adolescents and young adults with bilateral spastic cerebral palsy 」Tomita H, Fukaya Y, Kawaguchi D, Ito T, Aoki Y.Experimental Brain Research (240No.12) pp.3315-3325 2022年 「Three-dimensional gait analysis of lower extremity gait parameters in Japanese children aged 6 to 12 years. 」 Ito T, Noritake K, Ito Y, Tomita H, Mizusawa J, Sugiura H, Matsunaga N, Ochi N, Sugiura H. Scientific Reports (12No.1) pp.7822 2022年 「Limits of stability and functional base of support while standing in community-dwelling older adults. 」 Tomita H, Kuno S, Kawaguchi D, Nojima O. Journal of motor behavior (53No.1) pp.83-91 2021年 「脳性麻痺児における歩行アシスト装具ACSIVEの効果:三次元歩行分析を用いた1症例研究 」伊藤忠, 鈴木光久, 川口大輔, 冨田秀仁, 則竹耕治, 杉浦英志, 佐野明人 保健医療学雑誌 (11No.2) pp.136-144 2020年 「痙直型脳性麻痺児の歩行時の立脚期における膝関節屈曲角度と下肢の分離運動能の関係」川口大輔, 伊藤忠, 高橋秀平, 冨田秀仁, 深谷佳希, 山本佳司, 則竹耕治 愛知県理学療法学会誌 (32No.1) pp.26-35 2020年 「エクササイズ方法の違いが体幹と下肢筋群の筋活動に及ぼす影響」 [室田一哉,冨田秀仁,横山真吾,中野淳一] 全日本病院協会雑誌 (31No.1) pp.231-234 2020年 |
所属学会 | 日本理学療法士協会、日本小児理学療法学会、日本基礎理学療法学会、日本神経理学療法学会、日本体力医学会、理学療法科学学会、臨床歩行分析研究会 |
受賞歴 | |
研究紹介 | 理学療法士養成校(金沢大学医学部保健学科)の卒業研究で姿勢制御の研究に関わってから、一貫して姿勢制御の研究を行ってきました。愛知県内の小児施設に理学療法士として勤務後に金沢大学大学院医学系研究科博士課程で博士(医学)を取得しました。現在は、「脳性麻痺児・者の姿勢制御様式」です。脳性麻痺児・者のバランス能力の低下の様相を、有効支持基底面(立位を保持した状態で身体を傾斜させ、足を踏み出さずに姿勢を保持できる範囲)や補償的姿勢制御(床の移動といった姿勢外乱に対する姿勢制御様式)、予測的姿勢制御(随意運動によって生じる姿勢とバランスの乱れを補償する姿勢制御様式)の面から検討しています。その他にも、健常者の姿勢制御様式や、足関節捻挫といった整形外科疾患患者や高齢者の姿勢制御様式も研究しています。今後は姿勢制御だけでなく、歩行にも着目した研究を行っていく予定です。 |