キャンパスニュース

看護学科

~地域の健康を支える活動~ 食物アレルギーをもつこどもとその家族が 健やかに安心して暮らせる環境づくりを目指して!

~地域の健康を支える活動~ 食物アレルギーをもつこどもとその家族が 健やかに安心して暮らせる環境づくりを目指して!

「乳幼児の食物アレルギー研修会」開催

2021年12月23日(木)、本学にて『乳幼児食物アレルギー研修会』(豊橋市こども未来部保育課主催)が開催され、本学看護学科講師柴田真由子が講師を務めました。
本研修会は、食物アレルギーの基礎知識、アナフィラキシー出現時の対応として重要なアドレナリン自己注射(エピペン®)使用に関する知識や技術の普及を目的とし、今年で3年目を迎えます。今回、豊橋市にある保育園・幼稚園・認定こども園の保育関係者41名が参加しました。
研修内容は、講義と演習の2部構成で実施しました。講義では「食物アレルギーの基礎知識」と「アドレナリン自己注射に関する知識と使用方法」について説明を行いました。その知識を基に、参加者全員がエピペントレーナーを用いて、エピペン®の使用方法について学習しました。また、「食物アレルギー児のアナフィラキシー出現時の適切な対応:緊急時対応のポイント」について、事例を基に作成した動画を用いて解説しました。演習では、小児のモデル人形を活用し、緊急時の対応やこどもへのエピペン®注射の介助場面について疑似体験をしました。参加者同士が役割分担をし、声を掛け合いながら真剣に取り組んでいました。
研修終了後、参加者から「エピペン®の実技では、実際場面を想定しモデル人形を使った体験ができてよかった」「研修を通して、分からない不安から対応できる安心感へと変わった」「今回の学びを園内で情報共有していきたい」などの反応がありました。

今後も、「乳幼児の食物アレルギー研修会」は継続的に実施していきますので、是非ともご参加ください。