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大垣市民病院呼吸器内科の安藤守秀医師が、「COVID-19患者に対するリハビリテーション」をテーマに講演

大垣市民病院呼吸器内科の安藤守秀医師が、「COVID-19患者に対するリハビリテーション」をテーマに講演

豊橋創造大学高度リハビリテーション人材育成センターは1月9日、第一線で活躍している岐阜県大垣市民病院の安藤守秀呼吸器内科主任部長を講師に招き、医療・福祉関係者を対象に、オンラインによる第2回特別講演会を開きました。
コロナ禍で様々な活動が制限される中、「地域の健康を支える大学」として少しでも地域に貢献できる活動として、講演会を企画しました。
講演会は、本学がホストを務め、飯田有輝先生が進行役となり、大垣市民病院からの安藤医師の講演を、参加者に配信。地域の理学療法士を中心に約160人が受講しました。
テーマは、「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)患者に対するリハビリテーション」。
安藤守秀医師ははじめに「今回は実経験を最も重視した」と述べたうえで、COVID-19患者に対するリハビリテーションのあり方について、ご自身が経験したところを提示。
そのなかで挿管人工呼吸管理症例を取りあげて解説し、「COVID-19の臨床経過にうまく合わせることで、最小限の介入で効率よくリハビリテーションを実施できると思われる」と述べ、「私たちの実施してきたことは、その効果についてはまだ科学的検証はほとんど行われておらず、今後の検証の中で修正される可能性がある」と伝えました。
受講者からは「非常に勉強になった」「罹患後のリハビリのヒントになった」などの声があがりました。