キャンパスニュース

理学療法学科学生、三遠ネオフェニックスのスポーツトレーナーの仕事を見学

本学の理学療法学科は、医療施設はもちろんのこと、需要が高まるスポーツ界や地域社会で幅広く活躍できる人材の育成に取り組んでいます。学びの特徴は、「スポーツ理学療法」「地域リハビリテーション」「基礎研究」です。
去る2025年8月、本学が2024-25シーズンからオフィシャルパートナーとなった男子プロバスケットボールBリーグ・三遠ネオフェニックスを見学させていただく機会を得て、スポーツ理学療法に興味のある学生たちが訪問させていただきました。
今回は、保健医療学部理学療法学科の学生たちが練習拠点である豊川市のオーエスジー体育館を訪ね、スポーツトレーナーの仕事を中心に見学しました。
学生たちは、専門職からなるトレーナーチームを取りまとめているハイパフォーマンスディレクターの神鳥亮太さんの案内で、体育館内にある選手たちの体をケアするためのトリートメントルームなど、各所を見学。神鳥さんは、「選手たちをいかに回復させるかが大事」とトレーナーの在り方について話しました。
さらに、「コーチやドクターなどさまざまな職種の人と対応することからコミュニケーション能力が必要」と説明。「スポーツフィールド上では、何が起こるかわからないから、常に最悪の状態に備えていなければいけない。そのためにも、まずは理学療法士として一人前になり、臨床経験を積むことが重要」と話しました。
見学後、学生たちは、「スポーツの道に行くためには、病院での経験がとても大切だと知った。しっかり学ばなければといけないと思った」、「選手一人一人に的確な処置ができ、頼れる存在になるためには様々な知識が必要だと改めて思った」、「スポーツで起こるケガ以外のアクシデントについても勉強していきたいと意欲が高まった」など、多くの気づきと学びに対する探求心が掻き立てられる見学になりました。