「暮らしに活かそう看護の知識」をテーマに開催している本学と豊橋市教育委員会連携講座「市民大学トラム」の第2回が6月18日、本学で開かれ、市内10カ所のサテライト会場にライブ配信されました。本学会場には約60人、サテライト会場には計約30人が参加しました。
今回のテーマは、「誰にも言えない排泄のこと」。基礎看護学を研究している本学健康医療学部看護学科の山口直己准教授が講師を務めました。
山口准教授は、排尿に関する調査結果をもとに、年齢とともに現れる症状とその理由を説明。
その中から、「性別によって症状に違いがある」「排尿の症状の多くは年齢とともに増加する」の2点を取り上げ、3つの尿失禁について解説。加齢における排便の変化についても話しました。
サテライト会場からも質問があり、”排泄”への関心の高さが伺えました。
山口准教授は、幾つかの質問に答えた後、「今日のお話が、皆さんの自分の健康に気づくきっかけになってくれればうれしい」と締めくくりました。
第3回は7月16日、「高齢者の窒息事故を防ぎましょう!」と題して中村裕美教授による講座が開かれます。