創立20周年記念講演会で、室伏由佳氏が「可能性への挑戦」と題して講演

2004年アテネオリンピック女子ハンマー投日本代表の室伏由佳氏を招き、3月26日、本学創立20周年記念講演会を開催しました。
室伏由佳氏は、女子円盤投、ハンマー投の選手としてチャレンジしてきた24年間を、父でありコーチである室伏重信氏とのエピソードを交えながら講演。中学生で陸上競技を始め、短距離の選手として好記録を出しながらも、回転競技である円盤投への適性を見込まれて円盤投の選手となります。4大会のオリンピック代表選手だった父は「アジアの鉄人」と称され、その活躍の背景から、「鉄人の娘」と期待されました。しかしその期待が大きく、どんなに良い記録を出しても、オリンピックに出られるような記録でないとアスリートとして認められないと感じる苦しい時代が続きました。父の務める大学に進学。当時、練習を追い込んだときに一番長く練習した時間は1日10時間に及ぶこともあったそうです。海外アスリートとの体格差があり、国際大会でと闘うためにできることは、鍛錬に時間をかけ、技を磨くことしかなかったと思い、長時間の練習を続けたそうです。大学4年生になった時、「自分だけで頑張っていてはオリンピックをめざせない」と気づき、それまで反発していた父親に基礎から練習を見てほしいとお願いし、父親の指導者としての意見を受け入れて、大学卒業をして実業団選手になった初戦で円盤投の日本記録を樹立します。2000年シドニーオリンピックで女子のハンマー投が正式種目に導入されることが決まり、父と同じ競技であるハンマー投も実業団選手からスタート、円盤投と2種目をかけ持つチャレンジが始まります。円盤投と比較してハンマー投の競技適正ははるかに高く、そこから5年半かけて、ハンマー投が大成し、オリンピックに出られるまでに力を付けました。

「自分らしくやっていけば、必ず力になります。人に聞いてみること、やってみることで自分を拡大していく、それが可能性への挑戦だと思います」と話し、「何歳になっても可能性に挑戦してほしい」と結びました。

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